ー 介護老人保健施設にっこう(老健にっこう)の介護 ー
日光市民病院の2階が介護老人保健施設にっこうとなっています
同じ建物だからこそ、急変時には医師や看護師がすぐに駆けつけることがことができ、素早い対応が可能です。体調の変化から通院や検査が必要になった場合にもエレベーターを降りればすぐに診察ができるため、ご利用者さまの負担が少ない通院が可能です。
同じ建物にあるからこそ、多くの医療従事者が介護も支援することができています。
自宅での生活を想定して、無理のない範囲でリハビリテーションを行ないます。特に通所リハビリテーションでは、日中リハビリを頑張りすぎて家に戻ってから疲れて動けなくなってしまうなんてことが無いように、あくまで日常生活に支障が出ない程度に一人一人に合わせた計画を立てて実施していきます。
急変時の素早い初期対応や病院への受診のしやすさはもちろん、様々な職種の医療従事者が同じ建物に勤務しているからこそ、対応に困った時にはすぐに専門職に相談することができ、スムーズな医療ケアを提供することができます。
当施設には自慢の「絶景風呂」があり大変ご好評をいただいております。お食事は季節の食材を取り入れた健康的で美味しいメニューをご提供しています。“施設に来る”ではなく、「リフレッシュしに来る」という気持ちでお越しいただけるような施設づくりを目指しています。
ー 私たちが心がけていること ー
家庭的な温もりを大切に
在宅支援の拠点施設として、明るく楽しい療養生活を送りながら在宅復帰を目指すことを目的に、家庭的なぬくもりを感じる心のこもった医療ケアと介護サービスを提供しています。
自立した生活の大切さを忘れない
自立した生活を送るということは、「自分らしい生活」を送ることでもあります。病気や障害のために日常生活の色々な場面で介護を必要とする方々が自立した家庭生活へ復帰するために支援しています。
家族を支えることも私たちの仕事
介護をされているご家族さまを支えていくことも私たちの大事な役割です。例えば、ご家族さまの体調が優れない時や毎日の介護で疲れてしまった時、冠婚葬祭や旅行などで家を空けなければいけない時など、一時的に施設を利用するという選択肢もあります。ご本人のためにも、ご家族さまに負担がかかり過ぎないように手を差し伸べることが必要だと考えています。
プロフェッショナルである意識
施設では、医師・介護福祉士・看護師・作業療法士・管理栄養士・ケアーマネージャー・相談員など、多職種で利用者さんとご家族を支援しています。介護のプロフェッショナルであり続けるためにはスキルアップも欠かせません。様々な勉強会や研修に参加することはもちろん、スタッフ同士のチームワーク力を高めるために日頃から明るい雰囲気でいるように心がけています。これも当施設の家庭的な雰囲気に繋がっていると感じています。
介護に真剣で、熱く、ユーモアに溢れている
それが私たち「老健にっこう」です!
介護って色々あり過ぎてよく分からない・・・
誰に、どこに相談すればいいの?
自分に介護ができるのか不安・・・
「介護」と言われてもいろいろな気になることがありますよね?
皆さんの疑問が少しでも解決するように、
介護の専門家であるケアマネジャーがお悩みにお応えします!
- 認知症がある父が安心して過ごせる施設はある?
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認知症の方を受け入れている施設は多くあります
代表的な施設ですと、グループホーム(認知症対応型生活介護)や特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などが挙げられますが、当施設のような介護老人保健施設でも受け入れを行っている施設が多くあります。それぞれの施設には特徴がありますので、ケアマネジャーに相談してみると良いでしょう。
ケアマネジャーに相談 - 夜も安心できる施設はある?
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24 時間、医師や看護師が常駐する施設があります
夜間でも医師や看護師が常駐している施設があったり、訪問介護事業所や訪問看護ステーションと連携して24時間体制ですぐに駆けつけられるような見守り体制を整えている施設もあります。医療的ケアが必要な場合には医療体制の充実さも施設選びの大きなポイントになります。当施設は病院が同じ建物内に併設しておりますので、24時間365日、医師・看護師・介護福祉士などの専門職が常駐しています。
当施設の特長 - 退院後に入所できる施設はある?
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退院後の自宅療養が難しい場合に入居できる施設はいくつかあります
特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護医療院、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、グループホーム、軽費老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などがあります。当施設はこの中の、「介護老人保健施設(老健)」です。老健は、退院後すぐに自宅で生活することが難しい方が、リハビリなどで身体機能の回復を目的として入所する施設です。
入所のご相談 - フレイルって言われたけどよく分からない
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健康と要介護の間の状態がフレイルです
フレイルとは、病気ではないけれど、年齢とともに筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい、健康と要介護の間の虚弱な状態のことです。フレイルであることに早めに気づき、栄養(食・口腔)、運動、社会参加に取り組めば、元の状態に戻ることもできます。例えばデイサービスや当施設でも提供しているデイケア(通所リハビリ)など通いの介護サービスを活用することで社会性の向上とフレイル予防(改善)を見込むこともできます。
デイケア(通所リハビリテーション)について - 施設に入所すると外出や外泊はできなくなる?
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施設により様々な基準が設けられています
特にコロナ禍以降、施設によって様々な基準が設けられています。当施設でも、感染状況をかんがみながら随時判断しています。当施設の現在の基準については、入所サービスの「面会について」の項目をご参照いただき、ご質問などがありましたら、いつでも施設にお問合せ下さい。
入所サービスについて - 施設っていろんな種類があるけど、
どれがいいのかよく分からない・・・ -
要介護度によって利用できる施設が変わりますので、まずは要介護度を知ることから
そうですよね。たくさん種類がありますが、まず公的施設と民間施設では月額利用料に差があります。施設の種類によって提供される介護サービスも違い、それぞれ入所条件も異なります。まずは今の要介護度を知ることが必要です。まずは介護の相談窓口であるケアマネジャーに相談してみましょう。
ケアマネジャーに相談 - 希望する施設があればどこでも入れるの?
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施設によっては入所待ちのところもあります
特に「特別養護老人ホーム(特養)」はお待ちいただく方が多い傾向にあります。当施設では、特養の入所待ちの方の施設利用も受け入れております。特養に入りたいけど空いておらず、自宅で生活するのは困難という方はお気軽にご相談ください。
入所のご相談 - 介護に疲れてしまった・・・。
こんな理由で施設を検討していいの? -
介護のことは介護のプロの力を借りましょう
介護はご家族だけでやらなければいけないものではありません。介護のプロがいますので、ぜひ頼ってください。「家族のことなのに他に頼るなんて・・・」と躊躇される方もいますが、それは大きな間違いです。ご本人にとっても、ご家族の皆さんにとってもより良い生活が送れるよう支援いたしますので、どうか抱え込み過ぎないようしてください。
介護のご相談 - どれくらい費用がかかるのか分からない、
補助とかあるの? -
施設により様々ですので、細かいですがしっかりと確認しましょう
施設の種類、介護度、所得によっても金額が変わってきますので、詳しくはケアマネジャーにご相談いただくと良いでしょう。当施設は介護老人保健施設(老健)ですが、老健の費用の多くは医療費控除の対象となるので、納めた税金を取り戻せるケースもあります。また、老健は公的施設になりますので入所時に入居一時金が一切かかりません。月額の利用料を比較しても、民間施設よりも比較的安価で済むケースがほとんどです。
当施設の利用料金について - 介護ってどんなサービスがあるのか分からない
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入所、通所、訪問、介護用品のレンタル、自宅改修など沢山のサービスがあります
介護といっても色々なサービスがありますので何が必要なのか分かりにくいですよね。例えば、デイサービス(通所介護)やデイケア(通所リハビリ)などの通って介護を受けるサービスや、施設に入所して介護受けながら生活をするサービス、自宅にヘルパーが来て介護を提供するサービス、人ではなく介護用品をご自宅に設置することで生活しやすくするサービスなどがあります。このほかにも、医療と連携を取りながら最適な選択を見つけていくことが重要ですが、これを行うのがケアマネジャーの仕事です。ご本人の希望はもちろん、ご家族の希望もお聞きした上で進めていきますので、ぜひ活用してください。
ケアマネジャーに相談 - どのタイミングで入所を検討したほうがいいの?
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ご自宅での生活に不安を感じたらが一つの目安です
タイミングは人それぞれですが、一つの目安として「ご自宅での生活に不安を感じたら」というのが考え始めるタイミングではないでしょうか。ご本人が感じることもありますし、ご家族が感じることもあります。介護サービスは施設への入所だけではありません。ご自宅での生活を続けながら支援するサービスもあります。様々な介護サービスから今の状態に適しているサービスを選択していくサポートをしているのがケアマネジャーです。気になること、分からないことがあればどんなことでも聞いていただいて良いので、ぜひ活用しましょう。
ケアマネジャーに相談